人生初の手術は怖いて…。無事終了して一安心。ブログを書ける喜びを胸に抱きつつ、記録として書いておきます。
そもそもめっちゃびびりなので、という話
いかにこの怖い心と闘うか…。他の方の日帰り手術のブログ、同じ記事を3回ぐらいは読みました。後は「全身麻酔 怖い 知恵袋」とか、X(元ツイッター)で「全身麻酔 経験談」とかず~~っと調べてました。他は、雅子さまの過去の記事を読んで一部国民からの大変なプレッシャーの中いろんなことを耐えたんだよな…と考えてみたり。皇室という点を除いてもそもそもの人間レベルが違いすぎる(雅子さまとんでもないエリート)から比べんなって感じもあるけど。
「初めてのことは怖くて当然」とどこかに書いてあって、そりゃそうだよな~と思ってみたり。
家族や友人2人にも全身麻酔や静脈麻酔の経験者がいたので、どんな感じか前に聞いたことを思い出してみたり・・・。寝てたら終わったよ~と言われても、「途中目が覚めたらどうしよう」「麻酔ちゃんときくのかな」「上手く目覚めないかも」とあまりにも心配で心配で。
前日はもしもの時用にメモを残しておきました。前日処置についての記事はこちら。
当日のはなし
流れ
9:00 来院
?? 着替え、点滴など (時間不明)
10:30 手術
?? 手術終了 (時間不明)
14:00 退院
当日は9時受付だったので、時間になったらクリニックへ。数日前に生理を止めるため(?)にジェノゲストという薬が処方されていたんですが、手術前日0時以降は絶飲食だったのでこの薬を当日朝の分を飲むか悩んで辞めておきました。当日、看護師さんと話す中で「今朝はジェノゲストのお薬は飲まれてませんよね?」のような聞き方をされたので、飲まなくて正解だったっぽい。
朝、クリニックで受付。いつもは同じフロアの待合室に座りますが、今回は手術フロアへ。エレベーターで移動して、降りると看護師さんが迎えてくれます。貴重品を預けるロッカーがあって、そこにお財布を入れました。スマホも入れるかちょっと悩んで結局入れず。待ち時間にさわれたので入れなくて良かった!
貴重品を預けたら、いくつかのカーテンの仕切りがある部屋に看護師さんが案内してくれました。カーテンの入り口には名前が書いてあって、仕切りの中にはベッドと荷物置きがあります。

出血がないようだったら下着も全部脱いで検査着に着替えてくださいと言われます。使い捨てで、卵管造影検査の時に履いたスカートの全身バージョンみたいな感じでした。ワンピースな感じ。

ちょっと待っていると、今日担当の○○ですと看護師さんが挨拶をしてくれます。この看護師さんがめっちゃ優しくて天使というか女神だった。すんごいにこやかだった…。不安すぎる私はとってもありがたかった。看護師さんが説明をしてくれて、血圧と体温とパルスオキシメーターで酸素濃度を測ってくれました。後はいろいろ、アレルギーとか妊娠経験とか聞かれました。
点滴を打ちますね~とのことで、人生初点滴!ウィーンFというのを打ってくれました。健康診断とか献血で何度も採血はしたことがあるけど、点滴は初めて。採血は肘ぴったりあたりに針を刺すイメージがあるんですが、点滴は肘のやや下(ちょっと手首より)の方に刺すんですね。挿した後は動かないように(?)テープみたいなものでぴったりととめてくれて、見ていてへ~となりました。
手術時間までベッドでスマホ。ここでもひたすら手術前の検索。後はもう、なるようになるよねの気持ちで過ごします。
そしてついに、順番がまわってきました。移動しましょうか!と言われ、看護師さんが点滴を持ってくれつつ私はてこてこ歩きます。手術室の扉自体を初めて見たんですがドラマで見るようなのと同じだった~。手術室から別のスリッパに履き替えて、ここで眼鏡を預かってもらいます。眼鏡外していいですか?と言われて、「ぼやぼやですけど…」と言ったら手術担当の看護師さんが「手を引きますね(にこにこ)」と言ってくれました。このクリニックの看護師さんみんな優しすぎる。視界不良のまま、手術台へ。

手術台の横にも看護師さん(眼鏡ないので顔は見えない)。横になってくださいと言われ、言われるがまま横に。元々おむつが敷いてあって、その上に乗る感じでした。膝を立ててくださいねと言われ、両手は斜めに伸ばして…看護師さんが手際よく、いろいろとぺたぺたつけてくれます。と同時に上から麻酔科医さんがひょっこり現れて、挨拶してくれました。女医さんでした。麻酔科医さんが酸素のマスクみたいなのをはめてくれて、深呼吸してね~重たい感じありますよ~と言われます。

天井を見つめながら「これが酸素か…麻酔って吸入と点滴から?かどっちなんだろうと思いながら、たぶん深呼吸2回ぐらいかな?して、なんか眠いから目閉じとくか…って閉じて目が覚めたら手術を待機していたベッドにいました。帽子は看護師さんがとっておいてくれたのかな?

全身麻酔はPCのシャットダウンを落とすみたいな感じと聞いたことがあるんですが、私は貧血で倒れた時の方がよっぽどシャットダウンで、今回は眠りについた感じでした。起きてすぐ後は、手術台からベッドまで移動した記憶が全くないものだから、目が覚めなくて看護師さんに運んでもらったのか?という心配が一番だったかも。
目が覚めてぼ~っとしていたら、看護師さんが来てくれて血圧とかを測ってくれます。ここまで移動って…?と聞いたら、「立ってましたよ~!」と言ってくれてめっちゃ安心しました。看護師さんに私の体重で運ばせると思うととんでもなく申し訳なくなるので…。
というのも、数年前に成分献血をした後に貧血で倒れたことがあります。気付いたらベッドの上で、間違いなくその時は地面から看護師さんがベッドに引き上げてくれて、申し訳なさすぎていやー!!となりました。ならダイエットしておけよって感じはある。
ひとまず今回はちゃんと立ったようなので、一安心。待ち時間の他の方の様子的に移動は車椅子っぽかったので、自分で立ったようで良かったです。
目が覚めた直後は座ると頭がぐわんぐわんする感じで、また寝たり。起きて座ったら吐き気がしてすぐ横になったり。看護師さんがちょこちょこ様子を聞きにきてくれたんですが、立って帰るには吐きそうでもう少し横にならせてもらいました。
持って行ったアクエリアスを飲んだんですが、気持ち悪くなってしまって水にしておけば良かったと後悔。帰りコンビニに寄って買うはめになりました。
結局14時ぐらいには何とかましになったので帰宅することに。帰る前お手洗いに行った時に気持ち悪くて吐きました。片頭痛の時には嘔吐が毎回で、わりと慣れている(?)のでしんどいなりになんとかなった感。一応気持ち悪くなった時用にビニール袋を3枚ぐらい持っていっていたので、使わなかったけど帰り道の安心材料で良かったです。
夫に迎えに来てもらって電車で帰宅したんですが、これもし電車が30分とか1時間の距離だったらちゃんと回復してからクリニックを後にできる方がいいかも…。
帰宅した後は気持ち悪さと頭痛は夜まであったんですが、次の日には回復。出血はほんのちょっとしていたけど、2、3日でおさまりました。慢性子宮内膜炎の検査もお願いしているので、あわせて2週間後に検査結果を聞きに行きます!